ボストン・マラソンで活躍したイスラエルの緊急医療 2013.4.22

先週発生したボストン・マラソンでの爆破テロ。事件発生直後に駆けつけた医療チームの活躍で、犠牲者の数が最小限に抑えられていたことがわかった。

医療チームは、敏速に負傷者のトリアージ(重傷度の分類)を行い、それぞれにふさわしい医療機関に搬送。その数、1時間以内に90人である。ボストンではこうした事態に備え、訓練が行われていたという。

下肢切断など最重症者は、ベイト・イスラエルに運ばれた。この病院では、イスラエルでテロ被害者の治療を学んだイスラエル人医師たちが働いている。「こうした傷にはなれている。」と的確な治療が実施できたという。

19才のジョハル・タルナエフ容疑者も、重傷の被害者たちと共に、ベイト・イスラエル病院で今も治療を受けている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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