エジプトのムルシ大統領が、イスラム主義者主体で作製した憲法を承認するかどうかの国民投票が15日現在(日本時間15日16:00)から始まっている。カイロ、アレキサンドリアなど全国7カ所で投票が行われているが、治安部隊は25万人に上っているという。
この憲法をめぐっては、イスラム主義を導入したいムルシ大統領とムスリム同胞団に対し、世俗派でイスラム主義憲法に反対する反ムルシ派勢力が暴力的なデモ合戦となっていた。
この投票は、エジプトが将来、イスラム主義国になるか、世俗の国になるかを決める投票になると言われている。