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北米からの帰還225人
ロシアからの期間が注目される中、17日、アメリカ・カナダから、ネフェシュ・べネフェシュのチャーター便で225人の新移民が到着した。この便は同団体のチャーター便63便目で、この団体を経由して移住した7万5000人目が乗っていた。栄誉ある7万5000人目は、サム・リーマンさん(26)医学生であった。
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ネフェシュ・べネフェシュによると、北米から移住する人々は、ほとんどが個人的にフライトをとってイスラエルに到着するので、今回のような特別機での到着はめずらしいとのこと。今年に入ってから、ネフェシュ・べネフェシュの支援で、北米から移住した人は3000人とのこと。
昨年1年の合計は4478人で、イスラエルへのすべての移住者の16%が北米からの移住であった。移住者の中には、コロナをきっかけに、今移住すべきと決めた人もいる。
イスラエルに貢献するために
アメリカからの移住者には、様々なプロフェッショナルが多いが、このグループには、8人の医師と19人の医療従事者が含まれており、医師不足のイスラエルに大きく貢献すると期待されている。また72人は特に、イスラエルの地方活性化の使命を受けて、到着した人々であった。
40人は、18歳以上独身の若者で、移住するとすぐに従軍するプログラムで移住する。すでにこのプログラムで移住した3500人に合流する。
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小さな子供5人をつれて、移住したステンプファミリーもいる。お揃いのTシャツには、“ステンプ・アリヤ2022”と書いてある。このフライトで移住した子供は全部で99人。最年少は2ヶ月だった。
少子化日本には、なんともうらやましすぎる光景かもしれない。
ホロコーストサバイバー2世も帰還
アルビン・レインステインさん(71)とその妻エステル・ラウダーさん(72)はニュージャージー州から到着した。アルビンさんは、飛行機から降りて、イスラエルの土を踏む際、トーラーの巻物を抱えていた。
このトーラーは、アルビンさんとエステルさんの両親が、ホロコーストから逃れてアメリカへ来た時に持ってきたものだという。アルビンさんは、サバイバーの息子として、両親から、「両親が通ったホロコーストの経験から、ユダヤ人が最終的に守られる国はイスラエルしかないことは明らかです。私たちは、アメリカではなくイスラエルに属しているのです。」と語っている。
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石のひとりごと
アメリカから医師8人を含む、医療従事者が27人も来たという。医療最先端のアメリカからである。イスラエル軍では、移住してすぐの従軍中、友軍の誤射で死亡した兵士がいる中、40人も独身兵として従軍するという。
多くの戦争の噂があっても、小さな子供たちをつれて、若い家族が移住する。こんな国がいったいどこにあるだろうか。イスラエルは強い。何があってもこの国を愛し、戻ってくるユダヤ人が世界中にいる。最後に世界の国々がイスラエルに助けを求めてやってくるというのも想像がつく。
イスラエルをみれば、その聖書に書かれた天地創造の神、イスラエルの神として明らかにされた神が、生きておられる本物の神であることを絶対に否定できないと思う。