アメリカでまた大爆発 2013.4.18

1.テキサス州の肥料工場で大爆発

ボストンで爆破事件があったばかりのアメリカだが、17日21時ごろ(日本時間朝9時ごろ)、テキサス州南西部の肥料工場付近で大規模な爆発があった。

現場は6時間たった今も、破壊された建物と広がる火災で戦場のようになっているという。現場は化学工場に近く、まだ爆発の危険がある。付近の住民は避難している。

現場にはまだ逃げられないままの人々がいるが、危険すぎてレスキュー隊が近寄れないとのこと。

現場はまだ夜中でもあり、被害状況はまだあきらかになっていないが、少なくとも100人以上の負傷が確認されている。死者の数は今ところ不明。CNNは、60-70人、それ以上になる可能性もあると伝えている。

2.オバマ大統領に毒入りメール

17日、オバマ大統領宛の手紙から猛毒のリチンが検出された。リチンは毒性が青酸カリの10倍(BBC)あり、吸飲すると36-72時間以内に死亡する。中和剤はまだ発見されていない。

この前日、同じ毒入りメールがミシシッピ州の上院議員にも届いていたことから容疑者が判明し、職務質問されているが、まだ確定ではない。。

なお、アメリカでは、12年前に炭疽菌入りの手紙で5人が死亡して以来、政府要人が手紙を自分で開封することはない。

<とりなし手の皆さんへ>

アメリカは、最近、同性愛者の結婚や、中絶容認の動きで論議を呼んでいた。しかし同時にアメリカはイスラエルとの同盟関係宣言し、イスラエルの防衛、存続のためになくてはならない国である。

そのアメリカでは今年に入ってから、天災に続いて、悲惨な交通事故、テロ事件と、実にいろいろな事件が相次いでいる。主は今アメリカに何を伝えようとされているのだろうか。アメリカを覚えてとりなしが必要である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

コメントを残す

*