IDF変装潜入:西岸地区ジェニンの病院で10/7に近い攻撃計画中の3人射殺 2024.2.1

Muhammad Jalamneh and brothers Muhammad and Basel Ghazawi, alleged terror operatives killed by Israeli forces at Ibn Sina hospital in the city of Jenin in the West Bank, January 30, 2024. (Courtesy; used in accordance with Clause 27a of the Copyright Law)

30日朝、西岸地区のパレスチナ地区、ジェニンのイブン・シーナ病院に、IDF特殊部隊が、イスラム教徒の男女に変装して侵入。テロリスト3人を射殺した。3人は、西岸地区からガザの10月7日のようなイスラエル人虐殺を計画していたとみられている。

特殊部隊の行動は監視カメラに写っており、すべては10分で終わっていた。

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/in-and-out-in-10-minutes-reports-offer-more-detail-on-israels-jenin-hospital-op/

射殺されたのは、ムハンマド・ヤラムネ(27)と、ムハンマドとバーセル・ガザウィ兄弟である。IDFとシンベト、イスラエル警察の共同声明によると、ムハンマド・ヤラムネは、海外在住のハマス指導者と連絡をとっており、病院を拠点に、ガザでの10月7日の攻撃に類似した計画の準備中であったとのこと。病院であれば、イスラエルの反撃から守られるとの計画である。

ヤラムネは、これまでからも、イスラエルでのテロ攻撃で負傷していた経歴を持っており、ジェニンでは、ハマスの報道官でもあった。

ガサウイ兄弟のうち、バーセルは、イスラム聖戦と関係があるとのこと。イスラエル軍によると、多くの指名手配テロリストたちが、病院に隠れていることがわかっている。

10月7日以来、イスラエル軍が西岸地区で逮捕したパレスチナ人は、2980人。このうち1350人はハマス関係であった。戦闘の中で、死亡したパレスチナ人は300人を超えている。

今年に入ってからでは、1月7日に、ジェニンの道路脇に仕掛けられた爆弾で、イスラエルのシャイ・ゲルメイ国境警備隊員(19)が死亡し、3人が負傷。その反撃の空爆でパレスチナ人7人が死亡していた。

ガザも危険だが、西岸地区はさらに沸騰状態にある。

石堂ゆみ

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。