西日本豪雨による被害が徐々に明らかとなり、死者数は150人を超えた。行方不明者もまだ多数あり、家族を失った人々の悲しいニュースが入り続けている。
この「激甚災害」のニュースは、イスラエルのテレビのプライムタイムニュースでも報じられた。
イスラエルの国際人道支援団体イスラエイドは、9日、岡山県に、その日本支部であるJISP(Japan IsraAID Support Program)を立ち上げ、現地で支援活動を開始した。
今回、イスラエルから岡山へ派遣された3人は、2011年の東日本大震災での支援活動を経験した後、さらに7年間、イスラエルで訓練を受けてきたという。必要に応じて救援・支援を増やしていくとのこと。
JISPは、2011年に東日本大震災で支援を行なった専門家たちからなり、2013年に設立されてから、ネパールや熊本での地震の際にも活躍している。
www.israel21c.org/israaid-trained-emergency-team-sent-to-flooded-japan-area/
昨夜、エルサレム・アッセンブリーでの祈り会でも日本の被災地のために祈られたが、その際、「日本では200万人もの人々が避難している。日頃イスラエルの問題は大きいと思っているが、日本の様子を見ると、我々の問題は小さいと思った」とのコメントも・・・。
<カナダでは熱波で59人死亡>
西日本で大雨が降っていたころ、カナダでは、6月末から、高い湿度とともに、気温が45度という、記録的な熱気にみまわれ、その関連で死亡した人が33人(のちのメディアでは59人)に上った。
www.abc.net.au/news/2018-07-06/canada-record-breaking-heat-wave-kills-33-people-in-quebec/9947370
熱波は、その後、アメリカ西海岸にも影響を及ぼし、ロサンゼルスでは、電気の供給が需要に追いつかず数万人の家庭で停電している。地球が変動していることは間違いなさそうである。。。
<世界が一致協力:タイの洞窟少年らの救出にイスラエルの貢献>
タイで、サッカー少年12人とそのコーチが、4キロも奥深い洞窟で奇跡的に発見され、彼らの救出のために全世界が国境を越えて協力し、働き、10日、ついに全員の救出に成功した。
この少年たちを発見するのに活躍したのがイスラエルが開発していた高度なコミュニケーション技術であった。洞窟ダイバーたちによる救出の方策は、イスラエルの海軍が提案したとの情報もある。ダイバーの国籍は明らかではないが、イスラエル人ダイバーもいたようである。
世界がイスラエルの技術を使って、一心に共に働く様子を見ていると、将来の大患難時代に、人類が一致して助けあう映画のような様子を思わされた。なお、この事件については、すでに映画化の話もあがっているという。
unitedwithisrael.org/israeli-navy-volunteers-work-to-rescue-trapped-thai-boys/