19日、イランでは、大統領選挙が行われた。結果は2350万票(57%)を獲得した現職のロウハニ大統領の勝利となった。
ロウハニ大統領は、「イランの市民たちは、古い体制ではなく、新しく開かれたイランを期待していることが明らかになった。今後も世界との関係を改善していく。」と語った。
そんな中、トランプ大統領が、イランと敵対するサウジアラビアに膨大な武器の取引にサインし、イスラエルでは、イランの核兵器開発には断固反対すると発言したわけである。
ロウハニ大統領は、「サウジアラビアこそ、中東で過激派を支援するテロ支援国家である。その国に武器を輸出することはきわめて危険である。中東の和平はイランなしには実現しない。」とのコメントを出した。