標的はベングリオン空港 2014.7.11

アシュドドのスタンドに着弾した後、午前10時半すぎ、テルアビブ市内および周辺地域に、ミサイルが雨のように撃ち込まれ、各地域でサイレンが次々に鳴った。4発が迎撃ミサイルで撃墜され、破片が市内各地に落下した。

ベングリオン国際空港では、全機の発着を、約10分発着を見合わせて対処した。後にハマスは、今朝のテルアビブへの攻撃は、ベングリオン空港をを狙ったものだったと言っている。

以上のような状況だが、空港閉鎖などはなく、飛行機も通常業務を、継続している。

<レバノンからもロケット弾>

11日朝、南部でガザからのミサイルが着弾していたころ、北部では、南レバノンからイスラエルとの国境メトゥラにロケット弾2発が撃ち込まれた。だれが撃ち込んだのかは不明。被害はなかったが、イスラエルはUNIFIL(国連監視軍)にクレームを出した。

このロケット弾攻撃で、ポーランドの飛行機が、一時ベングリオン空港に着陸できなくなり、急遽キプロス島へ着陸した。その後、ポーランドへ帰って行った。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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