昨日、ネタニヤフ首相と、ヤアロン国防相、ガンツ参謀総長が、おしのびでゴラン高原の野戦病院で治療を受けているシリア人負傷者を訪問した。
この直後、シリアから2発のロケット弾ががゴラン高原中央地域に着弾したが、被害はなかった。
ネタニヤフ首相のシリア人負傷者訪問のねらいは、単なるお見舞いではない。現在、ウイーンで行われているイランと世界諸国の最終合意にむけた話し合いに、「シリアに内戦を支援しているのがイランだ。」とのメッセージを発信したいからである。
ウイーンで行われているイランとP5+1が代表する国際社会の会議は昨日から始まり、3日間の予定。