楽天がイスラエル企業買収 2014.2.16

14日、アイフォンなどで無料通話ができるアプリ、Viber(バイバー)を開発した会社を日本の楽天が、9億ドル(900億円)で買収すると発表した。

この会社は、本部をキプロスに置いているが、開発、運営はイスラエル人のベンチャー企業である。

現在、バイバーのユーザーは世界に2億人。CEOのタルモン・マルコ氏は、「バイバーの目標は世界一のコミュニケーション・ツールになること。楽天との合併は目標への大きな一歩になる。」と語っている。

<ソチ・オリンピックでもイスラエルのハイテク企業が活躍>

ソチ・オリンピックでは、イスラエルの会社が開発した通訳アプリが人気トップ5位に入った。このアプリは無料で、オリンピックの解説などを70言語に即時通訳する。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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