エルサレムでは24日日没より、25日の日没までプリムの例祭となる。祭日ではないが、学校は休み。シナゴグでは、エステル記を朗読し、イスラエルの敵「ハマン」という名が出るたびに、騒音を出す楽しい例祭である。
この例祭では、大人も子供も仮装して町に出る。パーティの日でもある。いろいろなイベントも催されるが、あいにく天気は悪いとの予想。
<エルサレムの講壇から>
23日、エルサレム・アッセンブリーでもプリムを覚える礼拝。メノー牧師より、「主がイスラエルを選んだと言われた瞬間から、イスラエルはサタンの抹殺の対象となった。確かに、諸国の中で、イスラエルだけが常に抹殺の危機におかれている。
しかし、その試みはいつも失敗し、そのたびにイスラエルには例祭が与えられた。エジプトのパロが来たときは過ぎ越し。ハマンが来たときはプリム。ヒトラーが来たときは、独立記念日。次、アフマディネジャド(イラン)が来たら、どんな祭りになるというのだろうか。もう祭りは必要ないと思うが。」と語った。
エステル記8:17日本語では、民がユダヤ人を恐れるようになったので、「ユダヤ人であることを宣言した。」と訳してあるが、原語では「ユダヤ人になった」または、「イスラエル(の神、または信仰)を信じるものになった」という意味。
「主のゆえに、イスラエルには逆らってはならないと歴史は語っている。しかし世界はそれを学ばない」とメノー牧師。自分の理解だけに頼み、主の前にへりくだらないことの危険性を語った。