
12月4日(木)、南部ラファ地域で、イスラエルに協力していたとみられる、ガザのベドウィン系反ハマス部族指導者のヤセル・アブ・シャバブ(32)が、内部の家族間紛争でリンチされ重傷を負った。
イスラエル軍は、アブ・シャハブをベエルシェバの病院へ搬送したが、その後死亡が確認された。
ハマスは、アブ・シャバブを裏切り者と位置付け(アブ・シャバブは否定)、メンバーに殺害を指示していた。しかし、実際に殺害したのは、ハマスではなく、内部紛争によるものだった。これについて、イスラエルからのコメントはない。
その後、アブ・シャハブの副長官で、アブ・シャハブが殺害された時、一緒にいて負傷した、ガッサン・アル・デュハニが後継者になったとの発表が出ている。
ガザでの協力者を失ったイスラエルへの影響は、明らかではないが、エルサレムポストによると、イスラエルは、シャバブの部族が勢力を回復するようにと伝えたとのこと。
