
8月20日(火)、北米から新移民225人が、エルアル航空でベン・グリオン空港に到着した。10月7日ハマス襲撃以来、一つの便で到着する、最大人数となった。
この人々を含め、8月中に、北米から1000人が移住する予定で、これも記録突破になる。今年中には4000人が北米から到着予定とのこと。
今回移住した225人の中にはアメリカから来た45家族が含まれており、125人子供である。最年少は9ヶ月の赤ちゃんで、最年長は72歳。24人は医療関係者(医師5人、その他医療関係者19人)である。
この人々は、イスラエルに着陸すると同時に、イスラエル人のIDを受け取った初めてのケースとなった。
今回、225人のアリヤ(移住)を可能にしたのは、イスラエルのアリヤ促進省、イスラエルのユダヤ帰還、カレン・カェメット、アメリカのユダヤ基金と、移住支援組織、ネフェシュ・べ・ネフェシュである。
ネフェシュ・べ・ネフェシュは、主に北米からのユダヤ人のイスラエル移住の準備や手続き、移住後の支援などを目的に2002年に創設された。以来、ユダヤ人9万人をイスラエルに移住させた。定着率は90%である。
イスラエルの移住支援に加え、一人で移住してすぐ従軍する兵士(ローン・ソルジャー)のサポート、イスラエルのさらなる発展のために、世界中の技術系ユダヤ人の移住促進、そして世界のユダヤ人にシオニズム教育も行なっている。
世界で反ユダヤ主義が深まる中、若く、優秀なユダヤ人たちの帰還が増えている。子供の出産も多く、人口は増え続けている。
