カナダの国際映画祭が、10月7日のハマス襲撃の中で、息子を助けた父親のドキュメンタリーを受け入れなかった件。
イスラエルから激しい反発が出た後、TIFFのCEOキャメロン・バイレイ氏は、様々な方面から、かなりの批判と圧力を受けたようである。
最初の発表から2日後、バイレイ氏は、映画制作者のバリー・アヴリッチ氏とともに、この件を撤回。この映画をTIFFに招待すると発表した。
バイレイ氏によると、TIFFが障害と懸念していたことを明確に表現していなかったと述べ、映画製造者のアヴリッチ氏とともに、問題はすべて解決したと語っている。
www.israelnationalnews.com/news/413311
石のひとりごと
この件については、世論からの激しい非難が出たことと、TIFFがすぐ態度を変えたことはよかったと思う。逆にこの映画への注目が高まったかもしれない。
しかし、いったん、拒否したという事実は撤回できないことである。こうしたユダヤ人への不条理な扱いからは、第二次世界大戦前の世界を思わせられたところである。
