イスラエル北部の淡水のフラ湖では、今、季節外れに、美しいフラミンゴたち100羽近くが居座っている。
イスラエルに来たフラミンゴたちは、通常、夏になるとイランやトルコへに移動するところ、イスラエルに留まっているのである。
イスラエルは、ヨーロッパ大陸、アジア大陸、アフリカ大陸の接点にあるため、数百万羽とも言われる渡り鳥の通過ポイントである。毎年、数えきれないほどの種類の鳥が、やってきて、しばらくすごしては去って行く。
イスラエルの自然保護を担当するKKL―JNF(ユダヤ民族基金)長官のヤロン・ハルカ氏によると、フラ湖に来る鳥たちはここ数年、大きく変化しているとのこと。

フラミンゴたちは、時々来てはいたが、ここ10年ほどは、春と秋に毎年、イスラエル北部のフラ湖に来るようになった。
一部は、そのままフラ湖で冬を越すようになっているという。
フラミンゴは、塩を含んでいて藻類が多い湖を好むのに、淡水のフラ湖に毎年来るようになっていることも驚きの変化だった。
しかしその変化に加え、今年、初めて、夏をフラ湖で過ごそうとしているということである。幼鳥も一緒にいるとのこと。
ハルカ氏は、今は100羽ぐらいだが、これからも増えてくれたらと語っている。もしかしたら、冬は鶴、夏はフラミンゴという常識に変わるかも、とも語っている。
www.jns.org/breaking-migration-mold-flamingos-spend-first-ever-summer-at-hula-lake/
www.ynetnews.com/article/s1yro94lee
石のひとりごと
つらい記事が多いこのごろ、イスラエルに留まってくれている、フラミンゴたちの美しい姿に癒された思いだった。主はやはり、イスラエルを覚えてくださっていると思う。
