ハマスとの交渉が行われているのと並行して、ガザでは、イスラエル軍が、激しいハマスとの戦闘を最大限で続けている。
イスラエル軍によると、南部ラファでは、ガザとエジプトをつなぐ地下トンネル150本を破壊。22日の戦闘だけで死亡したハマスは50人と発表した。
この戦闘で、22日、イスラエル軍のオリ・アシュケナジ・ネヘミヤ軍曹(19)が、ハマスが発射した対戦車砲で死亡した。
先日以来、IDFからガザ市民に、アルマワシ人道地帯へ移動するようにとの指示を出していた、ハンユニスやデイル・アル・バラでも同様の激しい戦闘が続いている。ハマスなど戦闘員が死亡している他、テロ組織に関係するインフラ数十箇所を破壊したとのこと。
ハンユニスでは、19日朝、インフラを破壊するための空爆で、標的を狙った攻撃の後、技術的なミスで、標的から300メートルのアパートを空爆してしまい、そこにいたイスラエル軍空挺部隊のシャハル・ベン・ヌン中尉(21)が死亡。3人が負傷した。
www.timesofisrael.com/idf-officer-killed-in-failed-israeli-airstrike-in-gazas-khan-younis/
北部ガザ市では、サラハディーン学校の校舎内に、ハマスの司令室が発見されたことから、これを空爆で破壊。隣接する建物が武器庫になっていたことから、これも破壊した。