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エルサレムで大混乱
17日、18日と、エルサレムでは、数万人規模の反政府デモがクネセット(国会)前で訴えをした後、首相官邸、大統領官邸にかけて発生していた。18日のデモについては、主催者によると、15万人が参加していた。
デモでは、元国防相だったモシェ・ヤアロン氏も発言。政府打倒を訴えていたが、様々な組織が参加しており、混乱の様相もあった。
2日目のデモでは、治安部隊がアザ通りで、放水銃を使って、首相官邸や大統領官邸に近づかないようにしたという。これにより、首相官邸前への行進は阻止された。
この混乱の中、ボランティア医師として参加していたタル・ウエイスバックさんが、放水銃にあたって左目を負傷し、今後視力を失う可能性があるとのこと。他2人も負傷している。
同じ頃、ネタニヤフ首相は、テルアビブにおいて、「反政府勢力は、金で雇われた少数派が、声高に反発して、時には暴力にまでなっている。これは多数派ではない。国民の大多数は、敵に勝利することを望んでおり、軍を支援している」と公に発表していた。
反政府デモがどの程度、国民の意思を反映しているかは不明と言われている。大きなデモではあるが、左派系メディア意外は、あまり報じなくなっている。
石のひとりごと
エルサレム市内でこんなユダヤ人同士の混乱を、エルサレムは、そして、主はどんな思いでみておられただろうか。
ハガリ報道官が、ハマスは理念である、つまり形がないものであると語っていた。イスラエルを国内外から混乱させ、破滅に向かわせようとする、何か霊的な動きが活発になっているのかもしれない。
見た目の現象だけでなく、霊的な背景を見てとりなし、戦っていかなければならない。
私たちはイスラエル本人ではないので、失礼かもしれないが、ダニエルの言葉にそって、この混乱をとりなせるのではないかと思う。
私の神よ。耳を傾けて聞いてください。目を開いて私たちの荒れすさんださまと、あなたの御名がつけられている町をご覧ください。
私たちが御前に伏して願いをささげるのは、私たちの正しい行いによるのではなく、あなたの大いなるあわれみによるのです。(ダニエル9:18)