イスラエル国内は、3方向から敵に囲まれ、戦争が拡大する様相にあるが、世界では、反イスラエル、反ユダヤ暴力が拡大、表面化している。このためか、10月7日以来、一旦低下していた、ユダヤ人のイスラエルへの移住が増加傾向になっている。
2024年1月から5月15日までの上半期に、イスラエルへ移住した人は、1万1361人で、その70%以上にあたる7999人はロシアからの移住であった。昨年のデータからしても、移住者のダントツは、ロシアからで、70%を占めていた。同時期にウクライナから移住した人は、300人。
2024年1月から5月15日までに、ヨーロッパから移住した人は、約700人で、この半数はフランスから、165人はイギリスからであった。アメリカには、今もユダヤ人が700万人いるが、移住したのは、564人にとどまっていた。
ユダヤ機関によると、これから年末にかけては、欧米からの移住者が増えるみこみで、すでに1万5500人と予想されている(申請済み者)。これは昨年度の2.5倍にあたるとのこと。世界中の一流大学での激しい反ユダヤ主義が拍車をかけたとみられる。フランスでは、シナゴーグが放火されたりしていた。
イスラエルでは、新移民を、北部や西岸地区、ネゲブ地方などでも受け入れるため、1億7000万シェケル(70億円)を計上している。しかし、まだ十分ではないとの批判も出ている。
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