スウェーデンのマルメで行われていたユーロビジョン。会場外では大規模な親パレスチナ、反イスラエルデモが行われていたため、一部のメディアは、イスラエル代表のエデン・ゴランさん(20)に対し、「あなたが出場しているだけで、他の出場者に危険が及ぶと考えなかったか」とまで嫌味を言っていた。
しかし、エデンさんは、予選を通過。26カ国の代表とともに、11日、決勝にのぞんだ。この日も会場外では、イスラエル代表のエデン・ゴランさんの出場に反発し、激しい親パレスチナデモが行われ、警察が出動。環境問題の活動家グレタさんが警察に連行される様子もみられた。
しかし、エデンさんは負けていなかった。決勝の冒頭では、イスラエルの旗を大きく掲げて、人々の前に出た。その様子には、なんともイスラエルらしさというか、感動させられる様子だった。
そうして、優勝はスイス代表で、エデンさんは5位に輝いたのだった。判定は、判定員によるのではなく、視聴者の投稿で決まる。エデンさんの歌を多くの人が高く評価したということである。
A visibly emotional Eden Golan reacts just after leaving the stage following her Eurovision grand final performance of "Hurricane."
Clip credited to: @kann pic.twitter.com/p3ApjYeYJa
— Amy Spiro (@AmySpiro) May 11, 2024
しかし、20歳の女性には相当なストレスであったことは違いない。帰国して、イスラエルに到着したエデンさんは、泣き崩れていた。エデンさんは、「このような時に、イスラエルを代表する機会を与えられたことは大きな栄誉でした。」と語った。
www.jpost.com/breaking-news/article-800851
www.ynetnews.com/article/bkcyd0pza
なお、ヨーロッパでは、大学を中心に、親パレスチナ、反イスラエルデモが日常化しつつある。
www.timesofisrael.com/on-europes-campuses-explosions-of-violent-antisemitism-have-become-de-rigueur/