イランからの攻撃の翌日15日朝、イスラエル軍は、レバノンとの国境、アダミット近くにレバノン側数百メートル地点でしていたところ、大きな爆発が発生。イスラエル兵4人が負傷。1人は重傷、2人は中等度、1人は軽傷である。
部隊はゴラニ部隊のエリートたちで、なんらかの作戦を行なっていたもようである。当初、イスラエル軍は原因不明で調査中と言っていたが、ヒズボラが、爆弾を設置しており、イスラエル軍が来たので爆発させたと声明を出した。
この時同時に、イスラエル軍はレバノン南部のヒズボラ拠点への激しい空爆を行なっていた。そこにはロケット弾発射などの軍事施設があったという。
このように北部の緊張は高まる一方であるため、ガザ周辺の住民の70%が帰宅したのに対し、レバノン国境周辺の住民約7万人は、半年以上も避難先のホテル住まいのままである。