イスラエル軍は、2週間に及ぶシファ病院での二回目の戦闘は終了したとして、1日撤退を完了した。以下は壮絶な戦闘のあと、瓦礫とかしている、シファ病院とその周辺の壮絶な破壊の様子。
イスラエル軍は、この2週間で、ハマスやイスラム聖戦戦闘員200人以上(上部司令官2人含む)を殺害し、900人を控訴して500人以上の戦闘員を分別。逮捕するとともに、情報収集を行なっている。逮捕者の情報によると、ハマスは、内側から崩壊しつつあると言っていると、31日、ガラント防衛相は語っていた。
シファ病院では、地下トンネルを破壊した他、応酬した武器は数えきれない。武器は、病院のベッドや枕からも発見されていた。医療施設だがあちこちに危険な罠が仕掛けられていた。
撤退直前に、イスラエル軍のシヴァン・ウェイル一等兵(20・写真IDF)が戦死していた。ガザでの戦闘が始まってからのイスラエル軍戦死者は255人。10月7日以降の戦闘もルクメルと戦死者の合計は600人となった。
1日にイスラエル軍が撤退した後には、パレスチナ人たちが、集まってきているが、壮絶な破壊の前に、うろうろしている様相である。破壊の現場からは、遺体を運んでいる様子もみられる。
ハマスは、遺体は数十体で、すでに腐敗している遺体もあったと述べている。AFPは、ラファ病院の医師への取材として、遺体20体を回収したが、その中には、車両に押しつぶされたものもあったと伝えている。
戦闘の前に、イスラエル軍は、シファ病院の約350人の医療スタッフと患者を、指定場所に避難させたほか、病院を避難先にしていた6200人の民間人を別の場所に避難させていたとのことである。それでも残っていた人や、戦闘員の遺体ということだろう。
www.timesofisrael.com/gallant-captured-hamas-operatives-tell-us-group-is-collapsing-from-within/
イスラエル軍は、シファ病院からは撤退したが、あと2つの医療施設での先頭はまだ続いているとのこと。
<石のひとりごと>
戦争は悲惨だ。イスラエルは望んで人々を殺しているのではない。しかし、それでも人は死んでいる。深い悲しみともう動けないほどに疲れているパレスチナ人女性がいる。
イスラエル人にもパレスチナ人にもこれほどの苦悩をもたらしたのは、10月7日の奇襲を行ったハマスに他ならない。
イスラエルは、戦争直前まで、パレスチナ自治政府よりも、ハマスを信用し、ハマスにカタールの現金を与え、イスラエルとの経済交流まで考えていた。
実際に、ガザからの労働者をガザ周辺のキブツは受け入れていたのである。
ガザの人々にこういう事態をもたらしたのは、ハマスである。ハマスへの憎しみというものが湧き上がってくる。その背後に、これらを策略したサタンがいる。