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ジェニンのモスクにあった地下トンネルを攻撃
ガザ、北部国境での衝突がエスカレートする中、21日夜、イスラエルの国内諜報機関シンベトが、西岸地区ジェニンのアル・アンサルモスクの地下トンネル(イスラエルはテロ・インフラと呼ぶ)を、戦闘機による空爆で破壊したと発表した。西岸地区に戦闘機で攻撃することは異例。
このモスクは以前から、ハマスとイスラム聖戦がイスラエルへのテロ攻撃の拠点となっていたモスクで、今回もハマスとイスラム聖戦が、いるところでの攻撃であったとのこと。どちらかのメンバーが1人死亡した。
www.timesofisrael.com/liveblog_entry/idf-shin-bet-announce-strike-on-terror-cell-at-mosque-in-jenin/
כלי טיס של צה"ל תקף מסגד במחנה הפליטים ג'נין. תושבים במקום דיווחו על הרוג אחד לפחות שגופתו הוצאה מהמבנה. הסהר האדום הפלסטיני מסר כי ישנם מספר פצועים @JackyHugi pic.twitter.com/ei09ELh0rF
— גלצ (@GLZRadio) October 21, 2023
西岸地区で670人逮捕;うち450人はハマス
ガザとの戦争が始まってからだけで、イスラエル軍は、指名手配になっていたパレスチナ人670人を逮捕している。このうち、450人がハマス関係者であった。
当然、各地で衝突になっており、パレスチナ自治政府によると、西岸地区でパレスチナ人が少なくとも84人死亡しているとのこと。
外国人労働者帰国で農業悲鳴:西岸地区のパレスチナ人労働者採用を検討
こんな状態で気狂い沙汰に聞こえるかもしれないが、イスラエルは、西岸地区からパレスチナ人労働者8000人の受け入れを検討している。
ガザ南部へのハマスの襲撃で、タイ人20人が死亡し、ガザで捕虜になっている人もいるとみられる。このため、イスラエル国内で農業に従事していた外国人が、それぞれの政府の指示もあり、帰国してしまった。そのほとんどはタイ人で、これまでに2000人が帰国したという。
タイ人たちはとくに南部で働いていた人が多かったため、そうした農場では、労働者が60人必要な畑に2-3人という事態になっている。時期を逸せずに収穫しないと野菜や果物は、腐ってしまう。急を要するということである。
これについて、極右のベングヴィル氏は、こんな時に危険だとして反対しているが、政府は、外国人労働者のビザ延長やボーナス、労働者用のシェルターを設置するための予算をさくなど、この方向に動き始めているようである。