北部レバノン国境でのヒズボラとイスラエル軍の応戦がエスカレートしている。19日には、北部国境、キリアット・シモナ周辺地域へロケット弾が9発撃ち込まれた。
迎撃ミサイルが対処したが、キリアットシモナでは、破片が住居を直撃し、男性二人と女児が負傷した。
www.timesofisrael.com/idf-shells-southern-lebanon-after-missiles-fired-at-border-community/
20日には、20―30発に及ぶロケット弾が、イスラエル軍拠点があるドブ山と、最北端の町メトゥラが砲撃を受け、兵士1人が重傷となった。侵入者がいた可能性もあるとのこと。
ハマスとの戦争が始まってから2週間の間に、イスラエル兵5人、ヒズボラ13人。パレスチナ人テロりすと1人が死亡。レバノン側では、ジャーナリスト2人も死亡している。
こうした攻撃に対し、イスラエル軍は、ドローンで反撃しているとの表現が目立つ。北部で戦闘がエスカレートした場合、ヒズボラ、そしてイランが出てきて、戦火が拡大する可能性があるため、北部については、アメリカがイスラエルにブレーキをかけているのではないかとの分析もある。
北部では国境2キロ以内の人々の避難がすでに完了しているが、本日、キリアット・シモナの住民(2万7000人)にも避難命令が出された。南部の避難民と合わせると、ZAKAによると、計8万人が、政府が用意したホテルなどで仮住まいとなっている。
以下はキリアット・シモナの通常の様子・ここから人々を避難させたということである。