4日、ニューヨークのマンハッタン5番街では、毎年恒例となっているイスラエル・パレードが行われた。主催は、地元ユダヤ人コミュニティ。今年は3万人が参加したと推定されている。
ニューヨークのユダヤ人コミュニティでは、右派ネタニヤフ政権、また司法制度改革をめぐって、賛否に分かれての分裂が生じているという。しかし、パレードは予定通り行われた。
蓋をあけてみると、パレードには、イスラエル閣僚で、司法制度改革を押し進めるロズマン法相、チクリ・ディアスポラ相など、複数のイスラエル閣僚が参加していた。
このため、特にロズマン氏に対して、「恥をしれ」「民主主義を維持せよ」などとの野次がとんでいたという。
一方で、ユダヤ人の左派で、例年なら、パレスチナ問題などに関するイスラエルへの反対意見を述べていた人が、笑顔で旗をふりながら、パレードに参加し、「イスラエルは民主国家であることを訴えるために参加する。」と言っていた人もいたとのこと。
MK Rothman is heckled by protesters at the Israel Parade in New York pic.twitter.com/fBslWoJLWG
— Luke Tress (@luketress) June 4, 2023