アメリカが、アクレさんの死因に関する発表を行った翌日の5日、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、アルジェリアの首都アルジェにおいて、アルジェリアのテボーン大統領の元、ガザ地区ハマス指導者の一人、イシュマエル・ハニエと直接会談を行った。
西岸地区においては、最近イスラエル軍と、パレスチナ人の間で、戦闘状態になる事態が多発している。そのアッバス議長が、反米感情明らかなハマスと手を組むような写真を出したということである。このような会談は、実質的には、あまり意味がないにしても、特にバイデン大統領訪問の直前においては、緊張感を高めることになる。
ガンツ防衛相は、7日、ラマラにおもむき、アッバス議長と、バイデン大統領訪問中の治安維持について、直接、顔を合わせての協議を行った。詳細は不明だが、市民レベルでの治安協力を、バイデン大統領が来ている間だけでなく、総選挙など繊細な機関に入ることへの協力を求めたもようである。
ただ、もはや、アッバス議長がどこまで治安への責任を持ちうるのかはかなりあやしいといわれているところである。
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