7日、女子リズム体操個人でリノイ・アシュラム選手(22)が、ロシアのディナ・アブリーナ選手を破って、金メダルを獲得した。イスラエルに金メダルをもたらすのは4番目。女子ではアシュラム選手が初めてであった。
今大会だけで、金メダルが2個となり、全世界に国家ハティクバを2回流すことができた。アシュラム選手には、ベネット首相だけでなく、ネタニヤフ前首相も、「イスラエルに栄光をもたらしてくれた」と祝いの電話を入れている。
התקווה הושמעה פעמיים בטוקיו. מרגש. pic.twitter.com/mDqpImrChe
— יאיר לפיד – Yair Lapid🟠 (@yairlapid) August 7, 2021
ロシアが、この競技で金メダルをとらなかったのは、1996年以来であり、それを止めたアシュラム選手の優勝は、世界でも驚きをもて受け止められた。銀メダルのアブリーナ選手は、アシュラム選手が、リボンを落とすという決定的なミスをしたことから、この判定に不服を申し立て、SNSにも不服を投稿した。
これに同調した人は600人もいたが、逆にアシュラム選手の受賞は間違いのないことだとやり返す声がロシア人の間からもあった。アシュラム選手は気にしていないもようである。
www.timesofisrael.com/rhythmic-gymnast-linoy-ashram-wins-israels-3rd-ever-olympic-gold/
<これまでで最高の成績:金メダル2個、銅メダル2個>
あまりにも多くの課題を抱えて、コロナ禍にも直面した東京オリンピックは、イスラエルでも「前代未聞」と報じられた。その中で、イスラエルではこれまでで最高の90人の選手が出場。メダル獲得も史上最高となった。
全くの予想外に、テコンドー女子でアビシャグ・センベルグ選手が銅メダル。柔道では、予想外に個人戦でメダルが取れなかったが、混合戦で銅メダルを獲得した。続いて、男子体操でアーテム・アシュラム選手が金メダル。そしてアシュラム選手が金メダルを獲得した。
イスラエルには雪山がないせいか、冬のオリンピックでメダルを受賞したことがないという。おそらく、次にイスラエル選手を見るのは、2024年のパリ・オリンピックになりそうだとのこと。
www.timesofisrael.com/as-olympics-come-to-an-end-israel-celebrates-its-best-games-ever/