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重症者・死者増加続く
イスラエルでは、軍による、検査、追跡が行なわれている。先週から、新たな感染者は、1300人から1800人台と、2000人以下で頭打ちになってきたが、感染者はまだ増えており、計8万人を突破した。重症者、死者は、まだまだ増える傾向にある。自宅での自粛は40万人とも言われる。
入院している患者は、859人。重症者は394人で、人工呼吸器依存者は、この10日の間で25%増えて、118人と増えている。日曜朝における24時間で16人が死亡し、死者の累計は、600人となった。
www.ynetnews.com/article/SypohXpWv
コロナ患者を扱う病院はどこもキャパの100%を超えている。エルサレムのハダッサ大学病院は194%、ソローカ医療センター24%などとなっている。
www.jpost.com/health-science/coronavirus-august-set-to-be-israels-deadliest-month-637999
政府コロナ内閣は9日、新たな制限を発表した。それによると、屋内での集会は10人以下、屋外は20人以下。一台の車に乗るのは、運転手含めて3人までとなっている。またナイトクラブ、バー、イベントホール、ウォーターパークも閉鎖となる。
職場では、パーソナルディスタンス2メートル、マスク着用、日用品のシェアは避けること、ミーティングは15人以下。外部のイベント会場は、一区切り20人までのカプセルで許可。屋内イベント会場については、後に指示するとした。
これらの制限については、罰金が伴う他、ビジネスの場合は、閉鎖に追い込まれる可能性が出てくる。
なお、このための企業への支援について、カッツ経財相は85億シェケル(2600億円)を計上しているが、十分ではないためか、市民のデモにが発展しているところである。
検査1日6万件を目標
保健省は、次の18ヶ月以内に、40億シェケル(1200億円)かけて、1日の検査数を6万件にまで増やすとの目標を発表した。エデルステイン保健省は、少しでも怪しい店があれば、すぐにも検査を受けるよう、国民に呼びかけた。
www.ynetnews.com/article/rkDN00Ka11v
日本では、検査数を増やすことに慎重な考えが主流だが、イスラエルもアメリカ、イギリスなども、できるだけ検査して、陽性者と陰性者を分けることで、国民の不安を取り除き、経済活動を維持していくというのが基本方針である。
24時間に1000人以上死んでいるアメリカとブラジル
世界では、新型コロナの勢いが止まらない。現在の世界の感染者は、9日のデータで、1日に26万人以上が感染しており、1980万人となっている。死者は、5612人増えて16万5000人。
このうち、被害が最も大きいのはアメリカで、1日に6万3000人以上が感染し、感染者総数は500万人を突破した。また、ほぼ毎日1000人以上が死亡しており、死者の総数は、16万4000人を超えた。
次に被害の大きいのがブラジルで、1日に4万9000人以上が感染し、こちらも1000人前後が毎日死亡。死者の総数は10万人を超えた。
その他では、インド、ロシアに続いて南アフリカで、死者が毎日300人台と急増中、メキシコでも700−800人が毎日死亡している。
石のひとりごと
日本は幸い、死亡率がかなり低いので、世界のコロナ情勢の数字を聞いても、どうにも他人事に聞こえがちだ。感染や死亡率は、国によって大きく違う。恐るべきかそうでないべきか。そこがどうもわかりにくいところがこのウイルスの恐ろしさかもしれない。
また、日本では、交通事故など他のことで死亡する人はもっと多いといった意見を聞くことがある。たしかにそうだが、これらの人々は、コロナさえ来なかったら、死ぬことはなかった。交通事故より少ないからといって死んでも良いとはいえないだろう。多くは救われないまま死亡していったかもしれない。
コロナは怖くないと言い切るのだけにとどまらず、霊的な意味において、救われていない魂が救われる前に死なないように、福音が死よりも先に届くように、とりなさなければならない。
またあちこちの教会で集まることが難しくなり、献金が減り、存続が難しくなっている教会も出始めていると聞く。これはまさに、霊的な攻撃と言えるのではないか。
恐れからの解放だけでなく、本当に安全に、安心して教会に集まれるようにしてほしいとなぜ願わないのかと主の声を聞いたような気がしている。