イスラエルには相変わらず新移民が着々と到着している。7月4日、北米(アメリカ、カナダ)からの新移民201人を満載したチャター機が到着した。支援はユダヤ人組織ネフェシュ・ベ・ネフェシュである。
この日、到着したのうち、最年少は1歳5ヶ月、最年長は82歳。34家族が一家をあげて移住し、このうち5家族が双子の赤ちゃんや子供たちを連れてきた。201人のうち、78人が子供である。
独身は51人で、すぐにイスラエル軍に従軍する人は14人。47人が地方の町で活躍することになっている。
ネフェシュ・ベ・ネフェシュによると、同団体が、北米からの移住支援をはじめてから15年。これまでに飛ばしたチャーター機は55機。5万人目を数えた。このうち90%がイスラエルに定着した。この5万人の中に医師、心理学者は530人もいた。
5万にのうち7000人は、地方都市を開拓し、新しく187のコミュニティを立ち上げた。
これまでに、イスラエル軍に従軍した人は6300人。3000組の夫婦が誕生し、15000人以上の新生児がこの移民者たちから誕生した。移民者がイスラエルにもたらす祝福は大きい。
北米からのチャーター機は8月にも予定されているが、来週、ユダヤ機関のチャーター機がフランスからくることになっている。
<石のひとりごと>
今年5月、エルサレムの神殿の丘が、ユダヤ人との歴史的関連を無視した形でユネスコに認識されたのに続いて、今度はヘブロンである。
いちいちの影響はすぐには現れないのだが、こうした採択が積み重なれば、将来的に、国際社会で、パレスチナを有利にする可能性が出てくると懸念されている。
しかし、実際には、イスラエルは強い。イスラエルとパレスチナでは、圧倒的、比べ物にならないほど国力に差があり、イスラエルが、エルサレムから消えてパレスチナが残るということはありえない。背後に主がおられることは否定できないだろう。
世界もそれはわかっているはずで、にもかかわらず、ユネスコが、このような結果を出してくる背景には、*多数決の論理もあるが、イスラエルに対する恐れか、いじめ的な要素もあるのか、いずれにしても、霊的戦いの一つのあらわれであろう。
*多数決の論理
国連は多数決の組織なので、実際には明らかにおかしいとおもわれることも、通ってしまうことがある。真実よりも、それぞれの利害関や立場からの判断、十分な知識や情報がないまま投票する場合が少なくないからである。最近、「多数決の限界」ということが論議されるようになっている。