日本政府からガザへWFP(国連世界食料計画)を通じて4億円支援を表明 2024.8.16

首相官邸HPより

NHKによると、日本政府は、ガザの食糧事情が、危機的に悪化しているとして、WFPを通じて4億円の無償資金協力をすると発表した。どのようにこれが、ガザで食料になるのかは不明である。

www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014550091000.html

少し前まで、ガザの食糧危機はお金で解決する類のものではなかった。食料は十分あるが、危険すぎて、トラックがガザの中に入れないか、入っても、略奪されるなどして、市民に届かないことが問題だった。

また、無料配布でなく高額で売られているなど、外からはわからないような問題もある。

現在ほとんどの住民はアルマワシ人道地帯にいるようなので、状況が変わっているといいのだが、日本からの4億円が、効果的に使われるようにと思う。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。