昨日金曜、エルサレムでは、毎年恒例のエルサレム市内マラソンが行われた。海外65カ国からの参加者3500人を含む3万人が参加した。
今回は、リトアニア系超正統派たちが、先にイシバ(ユダヤ教神学校)学生が、従軍を拒否して逮捕されたことに抗議して、大規模デモを行ってマラソン大会を妨害すると脅迫していた。
これに対し、バルカット市長は、「もし本当に妨害したら、リトアニア系の副市長を解雇する。」と反撃。テロへの懸念も含めて、治安部隊3000人が配置されていた。当日は、エルサレム郊外などで計40人が拘束されたが、マラソン大会は無事終了した。
今年は、テロで家族を失った家族たち3550人が、平和への願いと、回復の象徴としてマラソンに参加していたことが話題となった。