<国連安保理>
パレスチナの国連代表が、西岸地区でのイスラエルの行動を不服として国連安保理に対処を要請したことを受けて、 安保理は23日、イスラエルを非難するかどうかの決議が行われた。
アメリカが拒否権を発動したため、かろうじて否決されたが、少年3人が誘拐されたことについては無視ということである。
<被害者少年の母親ら国連で訴え>
その翌日、被害者の母親3人は、国連人権保護団体での総会において、「子供たちは守られる権利がある。世界は、子供たちの救出のために、もっとできることがあるのではないか。」と訴えた。
誘拐されたナフタリさん(16)の母親であるレイチェル・フランケルさんは、「国連に来ても結局はイスラエルが、自らの手で救出するしかないことはわかっていた。それでも母親として現状を伝えることが大事だと思った。」と語っている。
ちなみに4月、ナイジェリアでは、スンニ派イスラム聖戦主義過激派ボコ・ハラムに女子中学生200人が誘拐されたが、昨日新たに90人(60人の少女と30人の少年)が誘拐された。国連は基本的に何もできないままである。