先週金曜、北朝鮮が、5回目、これまでで最大となる地下核実験を”成功”させたと発表したことを受けて、日本、韓国、アメリカを中心に緊張が続いていることは日本でも報じられている通りである。
今回の実験は水爆ではなかったとはいえ、マグニチュード5.3もの地震を発生させるもので、10キロトン(専門家によっては20キロトンー広島型が15キロトン)にも及ぶ核兵器とみられている。
問題は、北朝鮮が行った実験が、原爆か水爆かというという点と、北朝鮮が、果たして弾道ミサイルの弾頭に核爆弾を搭載する技術を持っているかどうかが焦点となる。*今回は水爆ではなく原爆と考えられている。
もし核弾頭に搭載する技術を持ちあわせていた場合、北朝鮮が、日本、韓国はじめ、アメリカ本土にまで原爆を撃ち込む可能性があることになる。
北朝鮮は、これまでの核実験により、国連安保理から非難決議を採択され、制裁措置も受けている最中である。そうした国際社会のルールをあざ笑うかのような今回の実験で、韓国、日本、アメリカの3国は、あらたな対処をせまられている。
BBCによると、韓国軍関係者は、北朝鮮が核兵器を使うような動きが少しでもあれば、ピョンヤンを全滅する用意があると語っているという。イランの核開発が問題になるが、北朝鮮はもっと危険であったかもしれない。
www.bbc.com/news/world-asia-37331852
イスラエルも早々と非難声明を出した。
www.jpost.com/International/North-Korea-conducts-its-fifth-and-largest-nuclear-test-467322