9日夜、ネタニヤフ首相が、国会の解散・総選挙を来年早々にも行うことを正式に発表した。来年10月の任期切れを待たずに行う前倒し選挙ということになる。イスラエル国内は現在、このニュースでもちきり。
ネタニヤフ首相は、解散の主な理由は、連立政権内で、新しい予算案に合意できなかったことだと述べた。
次に、総選挙のある年は、残念ながらどの党も国の利益よりも党の利益を優先せざるをえないことをあげ、不安定な中東情勢、イラン問題やヨーロッパの経済危機を前に、来年10月までゆっくりと選挙戦を行うことは国の益にならないとも述べた。
総選挙の日程はまだ明らかではないが、ネタニヤフ首相の発表によると、3ヶ月後の1月中旬から2月初頭になるみこみ。