イスラエルのスタートアップ社RD Packは、バル・イラン大学で開発された技術を使って、スポーツ会場への入り口で、入場する人を消毒する消毒トンネルを開発。テルアビブのサッカー・スタジアムに実験用を設置した。このスタジアムでは、無観客でのサッカーの試合がまもなく再開されることになっている。
このトンネルを通過すると、全身に次亜塩素酸が噴霧され、人をまるごと消毒する仕組みである。今後1ヶ月設置し、200人の消毒を行うことになっている。
効果が実証されれば、群衆が利用するスタジアムだけでなく、空港や学校などあらゆるところでも利用できると開発者のエラン・ドラッカー氏は語っている。