今日日没からローシュ・ハシャナ(新年):嘆きの壁で悔い改めに集まった人は数万人 2025.9.22

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今日日没からローシュ・ハシャナ

イスラエルと世界のユダヤ人たちは、本日9月22日(月)日没から24日(水)まで、ユダヤ暦5786年のローシュ・ハシャナ(新年)を祝う。

新年の後は、10月1日(水)日没から2日(木)までがヨム・キプール(大贖罪日)、10月6日(月)日没から13日(月)までがスコット(仮庵の祭り)、続いて13日(月)から15日(水)がシェミニ・アツェレート、14日(火)日没から15日(水)までは、シムハット・トーラーとなる。

秋の例祭シーズンの始まりである。

新年前スリホットで嘆きの壁に大群衆:神にトーラー捧げてガザでの勝利の祈り

新年に先立つ9月19日(金)、エルサレムの嘆きの壁で行われたスリホットには、数万人とも見られる人々が、参加。トーラーの巻物を奉献し、ガザや各地で戦うイスラエル軍兵士の勝利と無事の帰還を祈った。

また、元人質のアガム・バーガーさんが、ハマスにトンネル内で殺された人質アルモグ・サルーシさんの家族と共に、このスリホットに参加していた。

スリホットは、この1年の罪を振り返り、神に赦しを求める祈りの期間である。新年にはラッパが吹き鳴らされ、ユダヤ人たちは、ヨム・キプールまでの間、神の前に、さらなる悔い改めを行う。

昨日21日(日)も嘆きの壁はぎっしりだった。

www.jns.org/watch-ten-of-thousands-recite-selichot-prayers-at-western-wall/

石のひとりごと

イスラエルの人々の声。天におられる主が聞き届けてくださるように。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。