ラマダン:神殿の丘で暴動続く 2016.6.29

しばらく平安が続いていた神殿の丘だが、ここ数日、パレスチナ人の若者たちがイスラエルの治安部隊や、ユダヤ人に投石するなどして暴動に発展する事件が、何度か発生している。

こうした状況を受けて、イスラエル政府は、ユダヤ人が神殿の丘へ入る事を一時禁止とした。これを受けて、近頃国会入りを果たした第三神殿派のユダ・グリック議員は、「恐れに負けるべきではない。」と訴えた。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/214194#.V3LSrqUWnA8

しかし、火曜には、神殿の丘から下の嘆きの壁にも投石し、祈っていた高齢のユダヤ人女性が軽傷を負った。イスラエル政府は、政府関係者(グリック議員を含むユダヤ人・アラブ人議員すべて)が神殿の丘へ上がる事を続けて禁止するとした。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/214220#.V3LQpaUWnA8

<テログループ3つを検挙>

ラマダンにはどうしても熱血イスラムが出て来るが、イスラエルの治安部隊はこれまでに、西岸地区グッシュ・エチオン近郊でテログループ3つを検挙。19人を逮捕した。18才以下の未成年も複数含まれていたという。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/214225#.V3LVFqUWnA8

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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