ブリンケン国務長官がイスラエルに到着したその日、ヒズボラのナスララ投手が、10月7日以来、初となる声明を発表した。
10月7日以降に発生した北部国境での衝突で、ヒズボラ56人、パレスチナ人過激派8人、ロイターのジャーナリスト1人が死亡している。一方、イスラエル側も、兵士6人が死亡。民間人1人が死亡している。
こうした中、ヒズボラは、イスラエルにむけて15万発ものミサイルを準備済みで、もし本格的にイスラエルと戦闘になれば、シリア、イランなど中東全体を巻き込む戦争に発展していくとことになる。
一方、イスラエルも、ヒズボラが本格的に攻撃してきた場合は、相当な反撃をすることになり、イスラエルがいうには、レバノンの国がなくなるほどの事態になる可能性がある。世界はナスララ党首の声明に注目していた。
結論から言うと、戦争拡大への脅迫は十分しているが、本当にそうなるかどうかは、明言していないと、イスラエルのメディアは見ている。