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ハマスがちらつかせる人質解放案:家族には拷問のよう
ガザでのハマスは苦境に陥っているようである。ここへきて、また人質の様子をアップし、イスラエルに攻撃を止めるよう示唆した。映像がアップされたのは、イスラエルの女性兵士ノア・マルキアノさん(19)
ビデオの中でノアさんは、自分や両親の名前を言っていたが、その後、ノアさんの遺体の映像で終わった。IDFは、ノアさんが戦死したと正式に家族に伝えたとのこと。
人質に関するハマスのこのような行為は、精神的な拷問とイスラエル人たちは言っている。
www.ynetnews.com/article/hkneexlea
また、情報公開の許可がでたある女性は、拉致されたとき、妊娠9ヶ月だったという。おそらく、ガザで出産になっているとみられている。ガザにいる人質は、240人と言われているが、ガザ地区がこれほどの破壊を受けた後も、まだどこにいるのかさえわかっていない状態におかれている。
ロイターによると、13日、ハマスが、5日間、戦闘を停止するなら、人質になっている女性と子供を最大70人を解放すると言っているが、イスラエルでは今の所、メディアにも上がっておらず、それにかかわる様子は出ていない。応じることはないだろう。
しかし、アルーツ7は、イスラエルとハマスは、人質と、イスラエルの刑務所にいるテロリストとの交換については、交渉が進んでいる可能性があると報じている。
www.israelnationalnews.com/news/380276
ガザへの平和支援活動家ビビアン・シルバーさん(74):10月7日にハマスに殺された
前に、パレスチナ人を積極的に雇用している実業家の娘が、10月7日の音楽フェスに来ていて殺されたことをお伝えしたが、また同様に、パレスチナ人を助けていた人をハマスが殺していたことが明らかになった。
シルバーさんは、カナダ系イスラエル人で、ガザ国境に近く、最大級のハマスの攻撃を受けたキブツ・べエリに在住し、平和活動を行っていることで著名な人だった。
女性に賃金問題など女性と平和に関する活動や、「回復への道」と呼ばれる団体で、ガザの重病人をイスラエルの病院へ連れてきて、治療を受ける支援をするといった活動である。
殺される直前に、遠方にいる息子に、家にハマスが入ってきたとメッセージを送っていた。死を覚悟したのか、「冗談はもう終わらないとね。さようなら。」と言うメッセージを送ってきた。息子は、「お母さん、愛してるよ。何も言えない。お母さんと一緒にいるよ。」と書き送ると、ビビアンさんは、「あなたを感じるわ」と返事してきたという。それが最後になった。
そのビビアンさんだが、その後、どうなっていたのか不明とされていたのだが、遺体を確認する中で、ビビアンさんが、10月7日の時点ですでに殺されていたことが明らかになった。イスラエルには、身元がわからないほどになっている遺体がまだ多数のこされている。
少しづつ明らかになり、家族に知らせが届いているのである。
www.timesofisrael.com/woman-abducted-to-gaza-on-oct-7-has-likely-given-birth-in-captivity-officials/