カタール王室がガザ地区を公式訪問する背後で、ガザからイスラエルへ70発以上のロケット弾が撃ち込まれた。迎撃ミサイルが7発撃墜したが、この攻撃で外国人労働者3人が負傷。2名は重傷である。これを受けてイスラエル軍がガザを空爆し、武装勢力4人が死亡した。
ここ数週間、ガザ地区からのロケット攻撃、イスラエルの武装勢力暗殺が続いていたが、カタール王室がガザ地区を訪問した日には、ガザの国境付近での爆発で、イスラエル兵1人が重傷を負ったところだった。
イスラエル南部住民によると、警報が鳴ってからロケット弾が着弾するまで15秒しかない。現在、学校は閉鎖され、住民らは再びシェルターで過ごす毎日を送っている。
<ハマスの対イスラエル政策が変わった!?>
ハマスは最近まで、イスラエルに対する攻撃を他団体によるものとして沈黙を保っていた。ところが今月に入ってから、ハマスが自らイスラエルを攻撃し、犯行声明を出している。ハマスの対イスラエル政策が方向転換しているのではないかと、懸念されている。