封鎖緩和への動きとともに、反政府の動きも戻り始めた。テルアビブでは、16日、ソーシャル・ディスタンス(互いの間2m)の規定を守りながらも、約2000人が集まって、反政府デモを行った。
何を訴えているのかというと、コロナ危機の中、ネタニヤフ首相の元で、民主主義が崩れ始めているという点である。ブラック・フラッグと呼ばれるこのムーブメントでは、あくまでも、汚職疑惑のあるネタニヤフ首相が、首相であることを反対している。
参加者の中には、左派メレツ党ホロビッツ党首の姿もあった。
ブラック・フラッグのメンバーは、妥協してネタニヤフ首相の元で統一政権を作る事に合意したガンツ氏の自宅周辺で、車に黒い旗をつけて集結するというデモも行っている。この時、警察は5人に罰金を課したとの事。
緊急事態では一致しても、少し、緩和してくると、またこういうことになるのがイスラエルであろう。
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