日本でも報じられているが、イスラエルでも27日は、シリアでの一時停戦がトップニュースだった。アメリカとロシアが共同で始めた「一時敵対行為停止」は、2週間の予定で、27日シリア時間0時に開始となった。
停戦になる数時間前には、ロシア軍が反政府勢力に対して激しい空爆を行った他、停戦になった後もシリア政府軍が違反攻撃を行っているなどの報告はあったが、停戦開始後24時間になろうとしている現在、おおむね攻撃は収まっているとの報道になっている。
このまま停戦が続けば3月7日に国際会議が行われる運びとなる。BBCによると、シリアでは、しばしの静寂に通りで遊ぶこどもたちの様子が報じられているが、シリア市民たちは、「アサド政府軍が約束を守るはずがない。」と悲観的である。