シリアのダマスカス市内でも爆破続く 2013.4.30

ダマスカスでは、昨日に続いて今日30日も市内中心地において、車に仕掛けられた爆弾が爆発。13名が死亡した。負傷者は70名を超えており、死者数はさらに増えるみこみ。

これについて、シリア政府は反政府勢力の犯行だと言い、反政府勢力の自由シリア軍は、政府軍の犯行だと言っている。

なお、昨日の爆破事件では、シリアの首相の車列が狙われ、6名が死亡した。首相自身は無事だった。

シリアでは3月に6000人以上が死亡し、これまでで最悪を記録した。以後、反政府勢力、政府軍が、シリアの首都ダマスカス周辺や市内で戦闘を繰り広げているが、今のところ、どちらが優勢ともいいがたい状況だという。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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