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激しいガザへの空爆
イスラエルは、激しいガザへの空爆を行っている。
国連のUNRWAによると、これまでに700人が死亡。少なくとも2900人が負傷している。18万7000人以上のガザの人々がすでに、家を失い、このうち13万7500人が、83ヶ所のUNRWAの学校に避難している。
www.unrwa.org/resources/reports/unrwa-situation-report-3-situation-gaza-strip
BBCによると、ガザの総人口は230万人だが、戦争が始まる前からその80%が、すでに食糧支援に頼っていた。今イスラエルは、ガザへの食糧も電気もガスも止めている。
この状態の中で、いよいよ、イスラエル軍による容赦ない、大規模な攻撃が始まるということである。
ガザ市民に避難ルートを提供するイスラエル軍
ネタニヤフ首相は、攻撃が始まった土曜の夜に空爆を開始するにあたり、ガザ市民に今のうちにガザを離れるようにと警告していた。しかし、ガザは封鎖されており、ラファからエジプト方面にも出ることができない状態にある。そこから出るには、4000ドルを要求されるとのことであった。市民に払える額ではない。
イスラエル軍は、激しい空爆を行うにあたり、9日、SNSを通して、どのように避難するかどいう情報を、アラビア語で提供していた。
アラビア語報道官は、「イスラエルはハマスの攻撃を受けて、みなさんが生活している地域への攻撃を余儀なくされている。安全のために、そこを離れてください。」と呼びかけ、避難ルートを示していた。