ガザ北部でも激戦とジャバリヤから、ベイト・ラフィアへと、戦火の拡大が続いており、6日には、イスラエル兵が1人重傷を負った。
こうした中、6日(水)、WHO、UAE、EUと、 COGAT(イスラエル軍の民間関連を担う部署)の協力で、ガザに住む231人の患者とその世話人が、南部国境のケレン・シャローム検問所を通って、ガザから脱出していった。
そこから、イスラエルのエイラットの空港を経由して、UAE(アラブ首長国連邦)、ルーマニアでの治療を受けることになっている。
In a joint operation with the UAE and EU, we facilitated the safe passage of 231 patients and caregivers from Gaza to receive medical treatment abroad today.
The 231 patients and caregivers left Gaza via the Kerem Shalom Crossing and the Ramon Airport to receive medical… pic.twitter.com/sNyvXQdOGV
— COGAT (@cogatonline) November 6, 2024
治療目的での脱出は、今回がこれまでで最大であった。こうした脱出を待つ人のリストは、1万4000人で、昨年戦争が始まってから5000人が脱出しているとのこと。
なお、戦争当初は、1日に50人ほどがエジプトを経由してへ脱出できていたとのこと。しかし、その後、エジプトは国境を閉鎖し、ガザ市民の入国を完全に遮断した。今は、イスラエルを経由するしかない。
ガザで進められていたポリオのワクチンは、これまでに100万人が接種を干渉したとのこと。
www.timesofisrael.com/over-1-million-gazans-vaccinated-in-fresh-polio-campaign-idf-says/