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ガザ国境で暴動:爆弾でパレスチナ人6人死亡
9月6にも、ガザ国境では暴動や、爆発があったが、13日、ガザとの国境では、2005年にイスラエルがガザから撤退したことを記念する暴動が発生。
この際に、イスラエル軍が入ってきた時に爆発する爆弾を国境にしかけようとしたもようである。それが未然に爆発してしまい、ハマスによると、パレスチナ人6人が死亡した。この爆弾と、イスラエル軍との衝突で、負傷したのは25人。
www.timesofisrael.com/4-killed-in-gaza-border-blast-during-rioting-apparently-while-planting-bomb/
なんのためにこの6人は死んだのか。。いつもながら悲惨すぎる現状だ。
西岸地区でもエスカレート:アメリカがパレスチナ自治政府に軍用車両供与で物議
毎回お伝えできていないが、西岸地区内部、ジェニンや、ナブルスなどでは、ロケット弾をイスラエルに向かって発射しようとする試みが行われれている他、パレスチナ人とイスラエル軍との衝突も続いている。
ヘブロンでは、パレスチナ人16人が逮捕されたといったニュースもある。
こうした中、アメリカが、パレスチナ自治政府に軍用車両(武装ジープ)を供与したというニュースが入った。
パレスチナ自治政府がより効果的に、過激派を取り締まれるようにと、前政権の時にガンツ氏の元で、約束されていたものだという。
しかし、実際のところ、パレスチナ自治政府は、もはや過激派をとりしまれないほどに求心力を失っている。だからこそ、イスラエルが自ら西岸地区に入るようになったのである。
アメリカからの軍用車両が、逆に過激派に使われる可能性は決して低くない。
どうやらネタニヤフ首相は、それらの搬入が今、行われることを了承したようなのだが、宗教右派のベングビル氏や、スモトリッチ氏には、寝耳に水であったらしい。
ネタニヤフ首相は、なぜ敵に武器になりうるものを提供したのかと、大反発している。ベングビル氏にいたっては、連立政権に賛成票は投じないと、また怒りをあらわにしている。
ネタニヤフ首相は、これは前政権での約束であるとし、ジープの供与が、イスラエル側に不利になるとは思えないなどと弁解している。