ガザにイスラエル軍が入ったことで、6世紀に建てられていたシナゴーグの遺跡で、ユダヤ人兵士たちが、何世紀かぶりに祈りを捧げることができた。
このシナゴーグは、現在のガザ市内リマル地区にあり、ビザンチン時代の508年に建てられたものである。1965年にエジプトの考古学者が発見し、キリスト教会であると位置付けていたが、中にあったモザイクに描かれていたのが、ダビデ王であったことから、シナゴーグであると認定されている。
このモザイクは、高さ3メートル、幅1.9メートルと大きい。ダビデが、動物たちの前でハーブを弾いている様子が描かれている。1967年の六日戦争の時に、イスラエル軍が、国内に持ち帰り、破壊されていたダビデの顔を修復したとのこと。以後、モザイクは、エリコに近い、サマリタン博物館に展示されている。
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<石のひとりごと>
「しかし、ダビデは彼の神、主によって奮い立った。」(第一サムエル30:6)どんな時でも主に「もしかして」の信仰で立ち上がったダビデに兵士たちも励まされたのではないだろうか。