ガザの人質3家族が来日して早期解放訴え:在日イスラエル大使館報告より 2023.12.13

イスラエル大使館FBより
イスラエル大使館FB

イスラエル大使館によると、現在、ガザで人質になっている人の3家族が代表団として来日。

その中には、今回、ガザで遺体が発見されたエデン・ザカリヤさんの叔父サソンさんと、いとこのエラさんが含まれていた。二人は訃報を日本で聞いたことになる。

代表団は11日、自民党の中谷元氏が会長を務める日本イスラエル友好議員連盟で会談を行い、人質の早期解放を訴えた。

12日には、日本で、上川陽子外務相に面会したほか、赤十字国際員会駐日代表部榛澤 祥子駐日代表にも面談し、人質の早期解放と、人道的な扱いを受けられるように支援、また赤十字の人質訪問を実現するよう要請すると訴えた。

またこの日、超党派議員たちによる「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員」とも会談。

国連大学では、コーヘン大使とアメリカのエマニュエル駐日大使も加わって、国際社会に、ハマスの残虐行為を非難し、人質の即時解放を訴えた。

夜には、毎年東京タワーで行われるハヌカの点灯式に参加。共に参加したコーヘン駐日イスラエル大使と、親イスラエルで知られる中山元防衛副大臣も、人質の早期解放と、人質に対する人道問題を国際社会に訴えた。

日本の代表的プロテスタント教会牧師がイスラエル大使館訪問

これに先立ち、東京圏を中心とした代表的なプロテスタントの教会で、イスラエルを支援する牧師たち、BFPJapan代表などが、東京の駐日大使館を訪問した。

コーヘン駐日大使と、金子議員や、来日中だった栄子スティーブンス師の姿もある。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。