ガザからロケット弾12発:スデロットの家屋に被害 2020.8.21

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ガザからは、発火性の風船からはじまり、ロケット弾も飛来するようになり、イスラエルもガザへの空爆を行うという応酬の日々が続いて10日目となる。20日には、ガザから飛来する放火風船が原因で、イスラエル南部で発生した野火は42カ所にのぼった。

以下はレーザーで火炎風船を撃墜する国境警備隊のクリップ

www.facebook.com/israelpolice/videos/341219253951641/

その夜、イスラエル軍がこれに反撃して空爆した直後の午前2時半、ガザからのロケット弾が12発も飛来。スデロットの上空で迎撃ミサイルが撃墜したが、多数の金属片が家屋に被害を及ぼした。シェルターへ走る際に、軽く負傷んした人が1人、ショックで手当てを受けた人が2人であった。

この直後朝6時ごろまでには、すでにイスラエル軍が反撃の空爆を行ったもようである。

twitter.com/kann_news/status/1296612099553144832

ここしばらく、こうした攻撃が続いているので、イスラエルは、1週間前からガザへの物資搬入を停止している。これにより、ガザの発電所は燃料不足に陥り、18日、ガザ内唯一の発電所が稼動を停止すると発表した。

www.timesofisrael.com/sderot-home-said-damaged-as-gaza-rockets-fly-after-fresh-idf-airstrike/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。