<ガザからミサイル:ベエルシェバに迎撃ミサイル配備>
金曜、イスラムの礼拝で、ハマスがインティファーダを呼びかけ、緊張が高まっているガザ地区。
その夜のうちに、ガザ地区は、3発のミサイルを発射。イスラエル南部では、サイレンが響き渡った。幸い、2発はガザ地区内部に着弾し、イスラエル領内に着弾したのは、1発。例のごとく、空き地に着弾していたため、被害はなし。
今後さらにガザからのミサイル攻撃が懸念されるとして、イスラエルは、ベエルシェバと、オファキムにアイアンドーム(迎撃ミサイルシステム)を配備した。
その後、10日夜11時頃、再びガザからイスラエル南部へミサイルが飛来。アシュケロン上空で、アイアンドームが迎撃した。これに対し、深夜3時すぎ、イスラエル空軍は、ガザ地区のハマス武器庫などを空爆した。
www.jpost.com/Breaking-News/BREAKING-Multiple-sirens-sound-in-South-of-Israel-421537
<ガザ国境での衝突:パレスチナ人少年2人死亡>
金曜に続いて、土曜にも、パレスチナ人たちは、はばひろくガザの国境から、イスラエル軍に火炎瓶や石を投げるなど暴力的なデモを展開し、イスラエル軍と衝突。
イスラエル軍によると、パレスチナ人らは緩衝地帯に入って火炎瓶などを投げて来た。主要人物にむけ、警告の射撃を行ったが、それに従うはずもなく、暴力が続いたため、発砲するに至った。
これにより、新たに2人(13才、15才)が死亡。昨日の5人を含め、ガザのパレスチナ人の死者は7人となった。
暴徒のうち、10人ほどは、国境を越えて、イスラエル領内、キブツ・ナハル・オズ付近へ入ってきた。イスラエル軍は4人を逮捕し、残りはガザへ追い返している。(メディアによっては自発的にガザへ帰って行ったという表現も)
なお、ガザからイスラエル領内には、まだイスラエル軍も知らない地下トンネルがあるとみられる。そこから侵入しないようにもとりなしを。