トルコとシリアでの震災後、7日夜11:14(日本時間8日朝6:14)イスラエルでもマグニチュード3.5の地震が発生した。
揺れが観測されたのは、エルサレムと、その周辺、38キロ北の西岸地区に位置するアリエル市。西のメバセレット・チオン、ベイトシェシュなどとなっている。小さい地震であったため、被害はなかった。
イスラエルは、ヨルダン渓谷の下を走っているシリア・アフリカの断層グレートリフトバレー(7000キロ)が動く上に位置している。この断層は、北へ動いているのではあるが、これがヨルダン川をはさんで、2つに分かれており、東側の方が、西側より少し早いので、擦れるような形で、死海が低くなるような地形が出来上がったのである。
この断層は今も動いており、大きな地震を発生させる可能性がある。今回のトルコとシリアの大地震の影響が懸念されているところである。
www.timesofisrael.com/minor-earthquake-hits-near-west-bank-settlement-of-ariel/